ノルウェー発の正体不明アーティスト nitecore / heartbeatのMV制作のお手伝いをいたしました。
ディレクターであるファンタジスタ歌磨呂氏から
・全体コンセプト
・大まかな流れ
・米澤柊さんの素晴らしいアニメーション
などをいただき、こちらはそこからさまざまなアプリケーションを使ってgenerativeな表現をつけていった。
また、テキストのデザインはTadahiro Gunji氏で、それをテクスチャライズやアニメーションをチームにて行った。
以下はファンタジスタ歌磨呂氏のメッセージである。

==
本ビデオにて表現したかったメッセージは、「想像することにこそ、真実がある」ということ。
心の中で何かが生まれた瞬間、それは本当に生まれ、心の中に存在がない時は、世界は何も存在してないのである。
これはまぎれもない事実であり、真実である。
惑星を追われた少女は、精神だけを残し、自分の心＝（heartbeat）を求め、塵になった無限の世界を彷徨う。
無意識で歩く少女はイマジナリーフレンドの存在を思い出し、自分のヒストリーを辿り、心と記憶を取り戻していく。
そして自分の居場所に取り戻した刹那（願いがかなった瞬間）、彼女はこの世界の真実を知り、この世界は幕を閉じる。
失い、時を経ても、私たちの心の中に愛する者たちの存在があるのならば、それは、私たちの中で無限の時間を生き続ける。
見えること、見えないこと。それらは僕らの世界においてはほんの氷山の一角であり、小さな出来事なのだ。
よって、「愛する」ことが、私たちを突き動かす「心臓の鼓動」になるのである
Utamaro
＝＝＝